愉気について

野口先生は「愉気」ということをとても大事にしていたそうです。
私の愉気のイメージは、手をあてて、気を送るというよりは、相手と交流する感じかな。
そのあたりが背中や背骨をさわっていても、指圧とかマッサージとはちがうところのような気がします。
なので、やっても疲れないし、逆に元気が出たり、(私の)おしっこが多量に出たりします。
そういうときは、反応がよかったかな〜とこっちは思うのですが
相手はもしかしたら、熱が出たり風邪をひいたりするかもしれません。
その経過をたどって細胞がよみがえっていくとおもうのですが
現代人は苦しい状態に耐えられず、といか、もっと悪くなるんじゃないかと思ったり、待っていられなくて
薬とか飲んじゃうんですよね。
もったいない。
その山を越えることが自分の体への自信になって、
体と心のつながりをつくることになるんだと思うんだけど。
親御さんは、薬で子どもを治してもらうんじゃなく
自分で子どもを大きくする心意気を大事にしてほしいなぁと思うのですが。
かばうのは子どものためか、自己満足か。。。


ということで、お子さんがいる方は大手をふって(?)背中をさわれるので、うらやましい限り。
ぜひぜひ、子どもさんと交流して下さい。

「息子の前ではこんなこと言えない」って
親御さんならいつでも言ってるセリフだと思いますが
そんな親を心配して、子どもは本当のことを言えなくなります。
まぁ、人間はもともとそういう生き物だとも思うのですが。
子どもがひとりで自立して生きて行けるように、
親も自立して、ポックリ、人生を全うできるように
(私もそうありたい!)
親御さんと子どもが安心してすごすひとときの背中交流を大事にしてほしいな〜
って、思いました。
って、うちは子どもはいないんですけど(笑)残念。
野口整体を勉強している身としては、日々勉強なのです。


じっと手をあてているだけって、かんたんでしょう?
お母さんたちが元気になるよう、ここに書いてみました。